年収350万円でも年間100万円貯められる貯金術

お金を貯めたいけど、貯まらない。そう思ってる人は少なくないと思います。お金を貯めるのは、性格や考え方ではなく仕組みです。仕組みさえできていれば、あとは気付いたら貯金できていたという感じになります。今回はその仕組みについて解説しようと思います。

筆者の過去の貯金実績

私が当時社会人2年目の時にお金を貯める決意をして、貯金を始めた時の実績。

年収:約350万円
居住地:東京都葛飾区
職業:IT系企業のサラリーマン
貯金額:年間120万円(月10万円)

お金が貯まらない人の特徴

お金が貯まらない人の特徴は、大きく分けて二つの原因があります。一つ目は、なんのためにいくら貯めたいのか目標が明確に決まっていないこと。曖昧な理由だと急な出費や衝動に負けてしまいます。二つ目に現状の自分の状態の把握ができていないこと。自分が何にいくら使っているのかを理解しないと何を節約して、貯金するお金を捻出するのかを見えるようにしておく必要があります。

対策①:貯金するお金は先に貯金する口座に移する

まずは、どれくらいの期間でいくら貯めるのかを決めます。下記の例のように目的と期間を明確にしてください。

目標:彼女(彼氏)と1週間くらいゆっくりと現実を離れところで過ごしたい
いつ:1年後
どこへ:与論島に1週間の旅行にいく
いくら:18万

目的と期間が決まったら、月々いくら貯金すれば、その貯金ができるかを計算します。18万/12ヶ月=1万5千円/月となります。毎月の給料日に1万5千円を貯金用の口座にお金を移します。

対策②:家計簿をつける(半自動)

自分がいくら使っているかわからない人は大抵、めんどくさいことが苦手で使ったものを家計簿に入力することが難しいと思います。そこで、そんな方でも管理できるように自動で家計簿をつける仕組みを紹介します。

Money Foward ME」(基本無料)というアプリを使います。このサービスは、銀行口座やクレジットカードが登録できて、クレジットや銀行のお金の利用記録から自動で家計簿をつけることができます。そのため、日常生活の支払いは、全てクレジットカードにし、クレジットの支払い内容を自動で判断して、食費などにアプリがやってくれます。そのため、自動で家計簿をつけることができるのです。

家計簿の自動化でクレジットが使えない人

個人事業主などクレジットが作れない人がいると思います。そんな方におすすめのカードがあります。「Kyash」というサービスです。こちらのサービスは厳密な審査なしにVisaのクレジットカードを作ることができるサービスです。クレジットのポイントの二重取りができることで有名なサービスですが、個人事業主でもクレジットの作成が可能なため、クレジットカードの審査が通らない人でもカードを作ることができます。今カードは持ってないよという人はぜひ、試して見てください。

最後に

今回は貯金という観点でお話をさせていただきました。何をやってもそうですが、地味にコツコツが一番の近道だと思います。目的からの逆算と計画に対して地味にコツコツと進むのがベストだと思います。その中で、今回紹介したような仕組みで、少しでも生活の役に立てればと思います。